MOA美術館と「蒔絵」研修セミナー

あっという間に3月も終わってしまいますね~

滋賀の桜は見頃を迎えてますが、みなさんの地域はいかがですか?

この季節、なんとなく慌ただしくソワソワしてしまうのは私だけでしょうか...♪

 

コロナ禍で実家に帰省もできず自粛続きの日々ですが、今月は1年以上ぶりに近畿圏を出てきましたよ。久しぶりに海を見ました!

3月20・21日、熱海にあるMOA美術館にて国庫補助事業による伝承者養成研修会「蒔絵」研修セミナーに参加。上の写真は美術館内からの眺め。

 

1日目は講義を中心に、2日目は作品鑑賞と人間国宝の室瀬和美先生のご指導のもと「蒔絵」の実習がありました。

講義では、最近よく耳にするようになった*SDGs*と伝統工芸についてのお話しが特に興味深く、「ものづくり」を通じて、ひとりひとりの小さな力が大きな変化へと未来に繋げていく話が印象に残りました。

実習では、漆と金粉を使うのが私は初めてだったので、繊細な指先の作業に緊張しましたが、ドキドキ☆キラキラ、楽しく貴重な経験となりました。

 

蒔絵や漆の作品というのは、1つの作品に3年かかることもあるほどなのですが、その時間がかかる工程や技、取り組む姿勢や感性、価値、美しさを、より近くで感じることができました。

陶芸と違う分野を学ぶことは刺激にもなり、大変有意義な時間となりました☆彡