河井寛次郎 展

(c) Yukie Arai

 ~  河井寛次郎 展  ~

 

河井寛次郎 (1890-1966)

京都を拠点に活躍した陶芸家。柳宗悦〈思想家〉と親交があり その民芸理論に深く共感して、実用を重んじた力強く独創的な作品を生み出した。

 

 

先日、友人に誘われて美術館「えき」で開催されていた~ 河井寛次郎 展~に行ってきました☆

大正から昭和にかけて多くの工芸家を牽引した民藝を代表する陶芸家、というのはご存知の方も多いかと思いますが、この日はちょうどギャラリートークがあり、学芸員でお孫さんにあたる方から作品や技法についてや、ご家族ならではのエピソードから温かいお人柄まで...親しみやすく知ることができました。

 

それにしても寛次郎という人は、多才だなぁ~・・・と毎度驚くばかり。

展覧会でこれほどの数の木彫の作品を観たのは今回初めてでした。

陶芸の他に、デザイナーであり、詩人であり、哲学者であり、観察者...のような...?!

精神性と生きるエネルギーがどの作品にも詰まっているように感じてしまうのだ☆彡

 

 

余談になりますが、

京都東山区にある河井寛次郎記念館から徒歩2分のところに、私は20代半ばの頃住んでいました。

大学の一つ下の後輩で、寛次郎さんのひ孫にあたる河井くんが記念館に下宿しており、夜に仲間と何度か遊びに行ったことがあります。

自宅兼仕事場だった記念館は、昼間訪れても静かな佇まいですが夜はさらにひっそりしていました。

当時の暮らしぶりや今回の展覧会で拝見した作品がそのままそこにあり、それが今も古臭さなく生活の空間に調和していて、寛次郎さんがひょこっとキセルをくわえながら暗闇から現れてくれそうな雰囲気だったのを覚えています。

 

作陶に励みながら、好きなものをいつも身近に置き、家や家具や調度品も自分でデザインした多才さと作品の重厚さや存在感は、

「 暮らしが仕事 仕事が暮らし 」

という本人の言葉からも、やはりこの記念館が一番感じられる場所ではないでしょうか★・・・

久しぶりに、またゆっくりと訪ねてみたくなりました ♪